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エジプトの文学について

今回は、エジプト文学についてお伝えします。エジプト文学ってあまり聞きなれないと思います。英国文学、フランス文学などはよく耳にしますが、エジプト文学となるとご存知の方は少ないと思います。(もしかしたらわたしが知識不足かもしれませんが・・・・)

エジプト文学は、古代の宇宙創造神話、人生訓としての「知恵の書」に起源を発しています。
パピルスの巻物に描かれた葬祭文「死者の書」からは、エジプト人の死生観をうかがうことができます。

それでは、有名な書物の代表的なものを紹介しますね。

●宇宙創造神話
エジプト文学は、紀元前270年ごろの宇宙創造神話や呪術的な葬祭文などの起源にその流れをみることができます。
神話や葬祭文は、王「ファラオ」を神格化する目的で書かれています。
王の絶大な権力を確立するのに貢献し、またそのために書かれているのです。

●「知恵の書」
宇宙創造神話とほぼ同時期のものです。
人生教訓として、父親が息子に与えるもので、文学的にも重要な意味をもっています。
「知恵の書」では、神への服従、自己抑制などを人生の規範とすることが主題となって書かれています。

●「死者の書」
「死者の書」は、紀元前16世紀にパピルスの巻物の書かれた葬祭文です。
永遠の命を信じるエジプト人の死生観を示している貴重な資料のひとつです。
神々への賛歌、死者再生の願いなどが絵を添えて描かれています。


エジプト近代文学は、これらの伝統の流れを汲み、かつ新たな展開をします。
伝統的に封建制度が続くエジプトにおいて、自由のための戦いの先頭にたって率いたのは、近代文学者たちだったのです。
彼らは「人生のための芸術」をスローガンとして文学の政治への参加を主張しました。

エジプトの社会は少数のエリートが支配する構造です。
古代エジプトのファラオの時代からの伝統であり、現在でもその本質に変わりはありません。
ですから、わたしたち外から訪れた観光客が、現地に自分や自分の生まれ育った価値観を持ち込むことは控えるべきだと思っています。
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